ストラップについて

ホーウィンレザー社純正シェルコードバンは、イリノイ州シカゴにあるホーウィンレザー社の皮革工場で丹念な手作業で加工されており、特に耐久性の高い種類のホースレザーです。ストラップの寿命は、摩耗の状況によって異なりますが、経験上、ノモスのストラップは一般的なレザーストラップと比較して大幅に長持ちします。

お使いのノモスウォッチに新しいストラップを装着する方法は、ノモスのストラップ交換ガイドでご紹介しています。ストラップ交換ツールさえあれば、わずか数分で可能です。

ホーウィン社のシェルコードバンが用いられたレザーストラップでは素材そのものに十分油分が含まれるため、油脂を補給する必要はありません。ライトカラーの牛革ストラップの場合と同様、特別なお手入れは不要です。ベロア製の腕時計用ストラップはスエード製のシューズやジャケットに使うようなブラシで掃除することができます。テキスタイル・ストラップを洗うには、水とソープ、または刺激の少ない洗剤をお使いください。その後、洗剤が完全に洗い流されるまで、ストラップをよくすすぎます。自然乾燥した後、腕時計に付け直してください。
ノモスのメタルブレスレットには特別なお手入れは不要です。柔らかい布で時々拭いていただき、汚れが落ちにくい場合は、刺激の少ないソープと水で洗浄してください。ただし、この方法で洗浄する場合は、腕時計が10気圧以上の防水性を備えている必要があります。

お客様の時計のストラップが大きな温度変化にさらされた場合、その後ストラップが粉を吹いたような状態になることがあります。これは素材から染み出たグリースが凝固しただけですので、柔らかいクロスで拭き取れば問題ありません。

特別なホースレザーであるホーウィン社製シェルコードバンは、テキサスの農耕馬のとりわけ大きな臀部の革を用いて作られています。数カ月かけてノモスのストラップは純度の高いベジタブルタンニンを使用して入念になめされます。表面部分のみ着色されている状態となり、その後、ストラップは裁断されます。つまり、革本来の色がラグ周りや裏側に残っている状態になります。素材本来の色はブラウンであるため、多くのストラップはブラウンがかったトーンとなっています。これは品質面で劣っている訳ではなく、ノモスが天然素材を使用していることを裏付けているのです。

NOMOSのレザーストラップの裏側にあるこのストライプは、ほぼ手の大きさのスタンプの一部です。これは、シカゴを本社とするホーウィン・レザー社が他の製品の原材料として発送する前に、最も高価な皮に施すもので、「シェル」としても知られています。NOMOSグラスヒュッテの高級革のストラップはその一例です。よって、このスタンプは製品が正真正銘、本物であることを生産者が証明するものであり、品質の証と言えます。

いいえ。ノモス・グラスヒュッテはライトカラーのスエード（ベロア）製のストラップも使用しています。これはノモスの小さめの腕時計に使われています。よりデリケートな時計はよりデリケートなリストを演出するこれらのストラップのほうが見栄えに優れているからです。アホイおよび特定のクラブのシリーズにはテキスタイルのストラップが付けられています。これは地上でも水中でも素晴らしいパフォーマンスを発揮するものです。シャンパンカラー文字盤を備えたネオマティックシリーズでは良質なフルグレイン･レザー製のストラップが使用されています。

ストラップの長さは、以下の通りです。この長さは留め金を含みません。

XSサイズ：6時側 95mm、12時側 60mm
Sサイズ：6時側 105mm、12時側 70mm
Mサイズ：6時側 118mm、12時側 75mm
Lサイズ：6時側 128mm、12時側 85mm
XLサイズ：6時側 140mm、12時側 95mm

ノモスのスポーツ・メタルブレスレットは、太い腕まわりにも着用できるように、標準XLサイズとなっております。このメタルブレスレットは必要に応じて、付属の調整ツールを用い、簡単に短く調整することができます。あらかじめサイズ調整されたメタルブレスレットをご希望の場合は、腕時計のご注文時に手首周りの長さをお知らせください。長さを調整したうえで、取り外したスペアのブレスレット駒と共に腕時計を発送いたします。

「ラグ幅」とは、ストラップが装着されている時計ケースの2つの「ラグ」間のサイズのことです。現在使用しているストラップのラグ部分の幅を計るのが簡単な方法です。

お手持ちのノモスメタルブレスレットに関する情報はこちらでご覧いただけます: