ザクセン州の町グラスヒュッテで精密時計が作られるようになったのは1845年のことです。今年175周年を迎える伝統をたたえ、この町のマニュファクチュールであるノモス グラスヒュッテは3つの特別限定モデルを作りました。ノモスの全モデルの中で最もクラシカルなラドウィッグ。伝統を祝うのに最もふさわしい時計です。

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伝統を重んじながらもハイエンドな機構をそなえた時計

洗練されたケースにローマ数字をあしらったラドウィッグは、ノモスの中でも最もクラシカルなモデルです。数量限定で発表される今回の特別モデルはさらにクラシックなデザインに。ホワイトエナメル仕上げの文字盤、青焼きのリーフ針、ミニッツトラックを採用しています。伝統と本物の持つ価値を尊重するコレクターのための時計です。

「Made in Germany」の時計づくり。175年にわたって「グラスヒュッテ」の名は世界最高の時計の代名詞とされてきました。それは、経験豊富なベテランの風格と時代の要求に応える斬新さを兼ね備えた時計を意味します。その名を冠したノモス グラスヒュッテは、自社製キャリバーのみを時計に搭載する正真正銘のマニュファクチュールです。ディテールに至るまで、愛情を込めて手作業で製造します。

ラドウィッグの3つの特別モデルは全世界でそれぞれ限定175本のみ。裏蓋には限定バージョンを証明する刻印が刻まれ、時計に特別な価値を与えます。

175 Years Watchmaking Glashütte

グラスヒュッテの時計づくりの技

グラスヒュッテ発のハイエンド機構。世界の新たなスタンダードとなったデイト表示付きノモス ネオマティックキャリバー「DUW 6101」は、ノモス独自の研究開発によって生まれました。なんと厚さわずか3.6ミリの超薄型ボディ。このサイズの時計には珍しく、デイト表示は文字盤のエッジ付近に配置されています。

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無駄のない省スペース設計のノモス プログラムディスク。DUW 6101では、側面が丸みを帯びた三角形のパーツを使用することで、大型の24時間の日車の代わりに、より小型の日車を回転させることが可能になりました。同時にキャリバーの日付変更禁止時間帯も最小限に短縮されました。

革新的なネオマティック キャリバー「DUW 6101」には特殊なローターが搭載されています。両方向巻き上げ式で、方向を切り替える際にもエネルギーのロスはほとんどありません。デットアングル(歯車が切り替わるまでに必要な回転角度)を極限まで縮小し、わずか10度という驚異的な角度に抑えました。

ノモスでは「ノモス スイングシステム」という脱進機を採用しています。脱進機はあらゆる機械式腕時計の心臓部にあたり、正確な動作を保証します。このコンポーネントを自社製造しているマニュファクチュールは世界でもほんの数社しかありませんが、そのひとつがノモス グラスヒュッテなのです。

ネオマティックキャリバーの外観的特徴は、ローターとムーブメントのプレートに施された、ゴールドエンボス加工のノモスの刻印です。ノモスの全ムーブメントに共通する特徴は、グラスヒュッテストライプ仕上げの3/4プレート、青焼きねじ、グラスヒュッテストライプ仕上げでロジウムコーティングしたムーブメント表面などです。

ノモスのテンプ受けは両側をネジで固定するため極めて安定性が高く、スイングシステムのヒゲゼンマイをしっかり支えます。しかも、ショックをばねが吸収する耐衝撃構造も取り入れています。